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〜金利を下げる〜 最もシンプルな住宅ローン借り換え

  • 最終更新日: 2020年11月27日

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モゲチェック
〜金利を下げる〜 最もシンプルな住宅ローン借り換えのアイキャッチ

金利を下げる一般的な住宅ローンの借り換えについて解説します。

 

目次
  • 1.金利を下げる借り換えとは
  • 2.スキーム図
  • 3.メリット・デメリット
  • 4.事例
  • 5.まとめ

1.金利を下げる借り換えとは

金利を下げる借り換えとは、借り換えによって住宅ローンの金利を下げる一般的な借り換えのことです。住宅ローンの適用金利は、例え変動金利で借りていても、住宅ローンの変動基準金利が下がらない限り、下がりません。

[住宅ローンの借り換えについてより詳しく]

従って、過去10年間以上住宅ローンの変動基準金利が下がらないために、新規に貸し出される住宅ローンの金利は大きく下がっているのにもかかわらず、過去に住宅ローンを借りた多くの人が高い金利のまま返済しています。過去に住宅ローンを借りた人が現在の低金利の恩恵にあずかるには借り換えるしかありません。本稿では、住宅ローンの借り換えの最も基本となる金利を下げる借り換えについて解説します。

2.スキーム図

1.4%の金利のローンから0.6%の金利のローンに借り換える場合の仕組みは下記の通りです。0.6%の金利のローンを新たに借りて、1.4%の金利のローンを全額繰上返済することで、ローンが1.4%の金利から0.6%の金利に引き下がることになります。借り換えにかかる各種諸費用は新しく借り入れる0.6%の金利のローンに含めて借りるため、借り換え時にキャッシュアウトはありません。(借りられるローンの金額が10万円単位のため、10万円未満のキャッシュが必要になる場合があります。)諸費用分新たに借り入れるローンの元本は増えますが、金利が大きく下がるので、毎月返済額は借り換え前より少なくなります。この毎月返済額の減少に残りの返済期間の月数を掛けたものが借り換えによるメリットとなります。

3.メリット・デメリット

金利を下げる借り換えのメリット及びデメリットは下記の通りです。

メリット

  1. 金利が下がる

ネット系銀行の変動金利のローンに借り換えることで金利を0.3%〜0.4%台に下げることが可能です。

  1. その他手数料

多くのネット系銀行では、繰上返済手数料や送金手数料が無料です。

  1. 繰上返済や金利変更がオンラインでできる

多くのネット系銀行では、オンラインで繰上返済や金利変更が可能です。

デメリット

  1. 諸費用がかかる

借り換えするために新しく住宅ローンを借りる際に各種の諸費用がかかります。主な諸費用の内訳は下記の通りです。

・事務手数料(保証料):借入額の2%程度

・登録免許税     :借入額の0.4%

・印紙税       :2〜6万円程度

・司法書士費用    :10万円程

  1. 手間がかかる

借り換えるにはローンの申し込みから各種必要書類の提出、口座開設、決済手続きなど色々手間がかかります。特に必要書類の収集には、公的証明書の取得など面倒な作業が必要になるものもあります。主な必要書類の内訳は下記の通りです。

・源泉徴収票

・住民票

・課税証明

・確定申告書

・運転免許証

・過去1年間の通帳コピー

  1. 借入額が増える

借り換える場合にかかる諸費用は借り入れ後の住宅ローンに含めて借りるため、借り換え前後で借入額が増えます。ただ、それ以上に金利が下がるので、金利支払額は減少します。

4.事例

実際にモゲチェックで金利を下げる借り換えに成功したAさんの事例です。

 

借り換え前

借り換え後

金融機関

地方銀行

ネット系銀行

借入額

25百万円

26百万円

金利タイプ

変動

変動

金利

1.15%

0.41%

返済期間

31年

31年

団信

一般団信

がん50%保障

総返済額

29.7百万円

27.7百万円

借り換えメリット

 

2百万円

毎月返済額

8万円

7.5万円

毎月返済額削減

 

0.5万円





Aさんは、地方銀行から借りていた残高2,500万円、金利1.15%の住宅ローンを、ネット系銀行が提供する金利0.41%のローンへ借り換えました。借り換えの諸費用が約100万円かかったため、借入額は2,600万円と増えましたが、金利が大きく下がったために毎月返済額が約5千円下がり、総返済額を200万円削減できました。また、今回の借り換えで団体信用生命保険(以下、団信)も一般からがん50%保障になりましたので、金利のメリットだけではなく団信もより充実したものにできました。

[がん100%保障についてさらに詳しく]

5.まとめ

いかがでしたか?ネット系銀行を中心に住宅ローンの金利が低下しています。変動金利型住宅ローンは新規に貸し出されるローンの金利が下がっても過去に借りたローンの金利は下がらない構造的な問題があるため、低金利環境の恩恵を受けるためには積極的に借り換えする必要があります。特に借り換えをお勧めしたいのはこんな方です。

  • 現在1%以上の金利で借りている

  • 残高が10百万円以上ある

  • 返済期間が20年以上ある

モゲチェックでは団信を下記5つの種類に分けて、コストを反映した金利でのランキングを用意しています。自分に合った団信でかつ最も金利の低い住宅ローンを探すことができます。

種類

内容

一般

一般団信+無料の疾病団信

ワイド

加入条件が緩和された団信

がん−

がん100%保障未満の疾病団信

がん

がん100%保障以上の最もライトな疾病団信

がん+

がん100%保障+αの疾病団信



今月の各金融機関の住宅ローン金利はこちらです。

モゲチェックが最適な借り換え先を探すサービスはこちらです。

 

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WRITER

著者: 芦田 望未

モゲチェック運営会社 株式会社MFS

モーゲージスペシャリスト

銀行にて住宅ローン業務を担当。その後国際NGOにて難民支援業務に従事。2018年にMFS入社。債務者変更を伴う高度な借り換えコンサルティングのプロフェッショナル。

SUPERVISOR
supervisor

中山田 明

株式会社MFS代表取締役CEO

プロフィール

外資系投資銀行で日本初の住宅ローン証券化を手掛け、その後約10年に渡り住宅ローン証券化業務に従事してきた、日本における住宅ローンファイナンスのプロフェッショナル。フラット35を取り扱うSBIモーゲージ(現:SBIアルヒ株式会社)ではCFOを歴任。テクノロジーによる新しい住宅ローンサービスを生み出すべくMFSを創業。「住宅ローンを必要とする全ての人が、最も有利な条件で借り入れ、借り換えできる」世界の実現を目指す。

趣味は登山で、テントを背負って槍ヶ岳や剱岳、海外ではキリマンジャロやキナバル山に登頂。

経歴

  • 1991年3月 東京大学経済学部学部 卒業
  • 1991年4月〜 三井物産株式会社 入社
  • 1993年7月〜 モルガン・スタンレー、ベア・スターンズなど外資系投資銀行を歴任
  • 2000年8月〜 株式会社新生銀行(現:SBI新生銀行)キャピタルマーケッツ部部長
  • 2011年8月〜 SBIモーゲージ株式会社(現:SBIアルヒ株式会社)CFO
  • 2014年10月〜株式会社MFS創業

主な保有資格

貸金業務取扱主任者

登壇実績

  • 2021年9月 金融DXサミット(日本経済新聞主催)等 登壇実績多数
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